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(編集タブ編)

第3回「METAWORKS Desginerでここまでできる Part3」
(編集タブ編)

METAWORKS研究所は、METAWORKSを導入いただいているお客様だけでなく、これから導入を検討される方にもご利用いただけます。
METAWORKSの豊富な機能の中で特に知っておくと便利な機能やノウハウをご提供いたします。

第3回目は、METAWORKSの設定画面の「編集タブ」について、特徴的な機能をご紹介いたします。

・編集タブ
Designer画面にて、マッピング・AutoFOXの設定を行なった後、その情報を実際にInDesignにレイアウトするために、データを読み込む(=組版用XMLファイルを生成する)必要があります。
この作業はMETAWORKSの「編集」タブ内で行ないます。
その後、自動組版を実行してInDesignドキュメントを作成します。

・編集タブの説明
編集タブでは、Designer画面にて行なってきた設定作業を踏まえて、レコード情報を一覧に表示します。
データがデータソースからのマッピングに従って、必要な操作が適用され、適切なAutoFOX構造要素に配置されます。
この内容がXMLファイルとして生成され、InDesignドキュメントとして完成します。
この時生成されるXMLファイルのことを特に『record.xml』と呼びます。

AutoFOX構造を読み込む
デザイナー画面にて、マッピング、ならびにAutoFOX領域の設定を行なった後、「編集」タブを選択します。これによって自動的にAutoFOX構造を読み込み、record.xmlが作成されます。

AutoFOX構造を読み込んだ後
AutoFOXを読み込んだ後、「編集」タブ画面上では各レコードの情報がツリー状に表示されます。 フォルダがツリー表示され、その中に流し込まれるテキストや、画像ファイルが並びます。この情報がInDesignに反映されますので、「編集」タブ画面上で正しく設定できているかどうかを確認することができます。



AutoFOX構造を更新する
AutoFOXを読み込んだ後に設定作業をやり直すことになった場合、AutoFOX構造を再度読込み直す必要があります。
この場合、Designer画面から改めて「編集」タブに戻ってくると「デザインが変更されています。表示内容を更新しますか?」というメッセージが現れますので、そのまま「はい」をクリックすれば更新されます。



Designer画面の修正ではなく、データソースの内容が修正された場合の更新
データソースの内容のみが修正された場合、「編集」タブは自動で更新を反映することはありません。
この場合、ツールバーアイコンの「更新」ボタン、またはプルダウンメニュー「ファイル」内の「更新」を選択することで更新されます。



データ配置の並べ替え
AutoFOX構造を読み込んだ後、必要に応じてブロックの順序を変更することができます。
ブロック要素(フォルダアイコン)の順番を変えたい位置へドラッグアンドドロップします。 この操作はブロック単位で行なうことができ、ブロック内のフレームなどの情報は入れ替えることができません。

データ編集
「編集」タブに移動した後、ファイルの要素を直接変更することができます。
編集したい項目をダブルクリックすると、テキスト入力フィールドになりますので、テキストを入力・削除すれば、その内容がInDesignに反映されます。

データの並べ替え・編集はともに、データソース内の情報を改ざんしていることになりますが、この情報をデータソースに反映することは出来ません。
また、更新を行うと並べ替えた情報や、編集した内容はもとに戻されるため、これらの操作を行う場合は特に注意してください。

・お試し組版
自動組版を実行すると、組版が完了するまで処理を止めることができないため、設定に誤りがあって気づいたとしても、誤っているまま組版を完了させなければなりません。
そこで、任意のレコードに限定して組版を試行する、『お試し組版』を行なうことができます。

任意のレコードを指定して組版する。
「編集」タブ画面にて、組版される内容が一覧に表示されます。このとき、ブロック名のフォルダ横にチェックボックスがあり、標準でチェックされた状態になっています。
このチェックを外すと、『そのレコードは組版しない』という指示を与えることになります。これを利用して、組版したいレコードだけをチェックしている状態にして「自動組版を実行」を選択すれば必要なレコードだけの組版結果を得ることができます。



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